こんにちは!ネストです。
MacのUSキーボードで変換するときって、2つキーを入力する必要があって面倒だと感じている人も多いのではないでしょうか?
USキーボードを快適に使いたいのに変換が面倒だと結局効率悪くなってしまいます。
そんなときはキーボードの入力をカスタマイズできるKarabiner-Elementsを導入すれば、1つのキー入力だけで変換できるようにカスタマイズできちゃいます!
USキーボードでの変換を楽にしたいなら、Karabiner-Elementsを利用して英かなを一発変換できる設定にしてしましましょう。
目次
動作確認環境
OSバージョン: macOS High Sierra バージョン10.13.6
キーボード:Apple Wireless Keyboard (US) MC184LL/B
左右のcommandキーで一発変換。 Karabiner-Elementsの設定方法
それでは左右のcommandキーで一発変換する方法を説明してきます。
① Karabiner-Elementsのダウンロード
Karabiner-Elementsをダウンロードします。
こちらはcommandキーを変換キーとして設定するために必要なアプリです。
青いボタンを押すとダウンロードが始まります。
② Karabiner-Elementsのインストール
ダウンロードしたらこちらを開きます。
インストーラが起動するのでに進めていきます。
最後まで進めればインストール作業は完了です!完了したらこちらは閉じておきます。
インストーラ自体をゴミ箱に入れるかどうかを訪ねてきます。設定がうまくいかないこともあるので、最初は残しておいてもいいかと思います。
③起動〜初期設定
インストール作業が完了したらKarabiner-Elementsを起動してください。
アプリの場所がわからない方はFinerを開いてアプリケーションの項目の中を探してみてください。
アイコンはこれです。
起動時にアラートが表示される場合
はまず、こちらのボタンをクリックします。
システム環境設定のセキュリティとプライバシーの画面が表示されます。「許可」をクリックしてください。
許可ボタンが押せていればポップアップが表示されます。何も表示されない場合クリックできていません。
問題なく「許可」ボタンが押せていれば次の手順④に進んでください。
押せない場合は次の対処法を試してみてください。私の環境では対処法③で解決しました。
※許可ボタンが押せないときの対処法①
他のアプリケーションが「許可」ボタンのクリックを妨害していることがあるようです。
クリックを妨害している可能性のあるアプリは「Google Chrome」や「Steer Mouse」などの有名なアプリが含まれています。Karabiner-Elementsのドキュメントには以下のアプリが挙げられていました。
- Google Chrome
- MagicPrefs
- SteerMouse
- Witch
- Sonos Desktop Controller for Mac
これらのアプリを終了してから再度「許可」ボタンをクリックしてみてください。
※許可ボタンが押せないときの対処法②
対処法①で解決できなかった場合の対処法です。
キーボード操作で「許可」ボタンを押すことができます。
- フルキーボードアクセスの設定を変更する
- 「システム環境設定→キーボード→ショートカット」を開きます。
- フルキーボードアクセス設定を「すべてのコントロール」に変更します。
- キーボード操作で「許可」ボタンをクリックする方法
- 「システム環境設定→セキュリティとプライバシー」を開きます。
- TabキーまたはShift + Tabキーを押して許可ボタンの上がフォーカスされるまで移動します。
- 「許可」ボタンの上でスペースまたはEnterキーを押します。
※許可ボタンが押せないときの対処法③
3つ目の対処法はMacをセーフモードで起動して「許可」ボタンを押す方法です。
私の環境ではセーフモードで起動する方法で許可ボタンを押すことができました。
手順は次のとおりです。
- Karabiner-Elementsのダウンロードだけを済ませておく。既にインストール済みの場合、一旦アンインストールしておきます。アンインストールはMiscタブから行います。
- Macをセーフモードで起動する。(起動直後にShiftキーを押したままにする。Appleのロゴが表示されるまででok)
- 1でダウンロードしておいたKarabiner-Elementsを再びインストールします。
- 「システム環境設定→プライバシーと設定」に進み、「許可」ボタンが表示されていることを確認します。「許可」ボタンが表示されていない場合は、「システム環境設定」を閉じてもう一度開きます。
- 「許可」ボタンをマウスでクリックします。
- Macを通常モードで再起動で完了。
④変換の設定
ここまでの設定が完了していればKarabiner-Elementsが起動できる状態になっています。
左右のcommandキーで変換する設定をしていきます!
「Complex Modifications」タブを開いて、左下の「Add Rule」ボタンをクリックします。
上部にある「Import more rules from the Internet (open a web browser)」をクリック
Webブラウザで「Karabiner-Elements complex_modifications rules」というサイトが表示されます。
このサイトの真ん中あたりにあるInternational (Language Specific)の項目内にあるFor Japanese (日本語環境向けの設定) (rev 3)をインポートします。
確認画面が表示されますので「Karabiner-Elementsで開く」をクリックします。
「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。」の項目右側にある「Enable」ボタンを押します
以上で設定が完了しました。
Karabinerを使った設定が難しいと感じたら
同じようなコマンドキーを使った変換設定ができるアプリケーションがあります。
英かなというアプリです。設定も非常に簡単です。
ただ最新のmacOS High Sierraは動作確認に記載されていないため使用の際は注意が必要です。
Karabiner-Elementsの設定がうまく行かなくて、OSが「OS X El Capitan 10.11.5 」「mac OS Sierra 10.12」ならこちらを利用してみてみるのもありかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はApple製のUSキーボードのcommandキーで英・かなを一発変換する設定方法について書きました。
この設定をしてからUSキーボードを使うのがとても快適になりました!当分JISのキーボードを使うことはなさそうです。
さいごに、こちらがUSキーボードの画像です。手前にあるのは疲労軽減目的で買ったエレコムのリストレストになります。高さがちょうどいい感じになって打ちやすいですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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