こんにチワ!ネストです。
新しいMacを買ったら、以前と同じ環境で使いたくありませんか?
でもデータを移行する作業がむずかしそう。そんな悩みはMac標準で搭載されている機能を利用することで解決できるのをご存知ですか?
Macの移行作業は意外と簡単なんです!
以前使っていた古いMacからファイルを1つずつコピーして移動するのはめんどくさいですよね。
そんなときはのMacの「移行アシスタント」を使用することで対処できますよ。
以前使っていたMacと同じ状態で使いたいなら、「移行アシスタント」を使ってTimeMachineバックアップから復元する方法をおすすめします。
目次
移行に必要なもの
バックアップ用のHDD
バックアップ用のHDDが必要になります。今後もバックアップ用に使用したり、その他ファイルを保存して使用するなら余裕のある容量にしておくと安心。1つのHDDで用途を分けて使うことができます。この後に使い方説明しています。
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外付けHDDケース
Mac自体がUSB3.0対応なら、通信速度の速いUSB3.0に対応したケースを選ぶといいでしょう。
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Time Machineとは
TimeMachineとはMacに標準で内蔵されているバックアップ機能です。
このTimeMachineでバックアップをとると、使っているMacの全てのファイルが保存されます。
本体のHDDが壊れた場合でも、バックアップがあれば全て復元することが可能となっています。WordやExcelのファイルだけでなく、システムの設定やアプリ、書類、その他ありとあらゆるデータが復元できるんです!
自動で保存してくれるTimeMachineの保存機能は次のとおりです。
- 過去24時間の1時間毎のバックアップ
- 過去1ヶ月の1日毎のバックアップ
- 過去の全ての月の1週間毎のバックアップ
※ディスクがいっぱいになった場合、一番古いバックアップは削除されます
バックアップをとる方法はいろいろありますが、USB接続で外付けのHDDにバックアップをとる方法がかんたんでおすすめです。
次の項目で外付けHDDによるバックアップのとり方を説明しています。
バックアップのとり方
1.外付けHDDのフォーマット
外付けHDDを接続したら、まずはハードドライブのフォーマットをおこないます。
画面右上の検索アイコンで「ディスクユーティリティ」と入力してディスクユーティリティを開きます。
次にバックアップ用のHDDを選択して消去をクリックします。確認画面が表示されるので、名前を入力、フォーマットを選択してから消去を押してください。
名前は好きな名前で大丈夫です。「Machintosh HD」とか、バックアップ専用にするなら「Backup Disk」とかがわかりやすくて良いですね。
フォーマットは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択してください。
※外付けHDDの場合、外部に表示されるので間違ってOSが入っているHDDのデータを消さないように気をつけてください。
※外付けのHDDが表示されないときは、「ディスクユーティリティ」を開いた状態で【表示→全てのデバイスを表示】を選択すると表示されます。
これでハードドライブの初期化は完了です。
2.パーティションの作成(オプション)
外付けHDDのすべての領域でバックアップを保存するならこの設定は不要です。
例えば、容量が3TBのHDDので1.5GBをバックアップ用に、残りの1.5GBは普段にデータを保存する用に使いたい場合にはパーティションを事前に作成しておきます。
1の時と同じ手順でディスクユーティリティを開きます。【パーティションを作成】をクリックして名前とサイズを入力、適用をクリックすれば分割が完了します。
3.TimeMachineでバックアップ
【システム環境設定→TIme Machine→ディスクを選択】と進みます。先ほどフォーマットした外付けHDDを選択します。
バックアップを自動作成にチェックを入れると約2分後にバックアップが始まります。始まらなかったり、すぐに始めたい場合は、画面右上のタイムマシンのアイコンを押して「今すぐバックアップ」をクリックしましょう。
あとはバックアップが完了するのを待つだけです。
移行する前にチェックしておきたい項目
データ移行する際につまずきそうな所と、注意しておいたほうが良い事をまとめました。
データ移行は失敗してしまうと結構な時間を浪費してしまいます。
こちらは必ず確認しておいてください。
Macがスリープしないように設定しておく
データの移行中にスリープしてしまうと、移行が中断されてしまいます。
あらかじめ【システム環境設定→省エネルギー】でスリープしない設定にしておいてください。
新しいMacのほうがOSバージョンが新しい、または同じである必要がある。
移行アシスタントを起動しても移行先のMacのOSバージョンが古いと先に進めないことがあります。事前にアップデートを済ませておくことを推奨します。
DropboxやGoogleDriveなどのクラウドストレージは移行してはいけない。
移行アシスタントを使って移行する際に、移行するデータの項目を選択する画面が表示されます。Dropboxのデータを移行してしまうとファイルが2重にコピーされてしまいます。
移行が終わったあとにログインすればデータはちゃんと残っているので、DropboxやGoogleDriveなどのクラウドストレージのチェックは必ず外しておきましょう。
移行する方法
新しいMacの検索アイコンを押して「移行アシスタント」と入力してください。
移行アシスタントを開いたら、【Mac、Time Machine バックアップ、または起動ディスクから】にチェックを入れて「続ける」をクリック。
バックアップをしたディスクを選択して「続ける」をクリックします。
バックアップデータを選択して「続ける」をクリック
読み込みが終わるまでしばらく待ちます。
転送する情報を選択をします。ここで必ずしておくべきなのがクラウドストレージのチェックを外しておくことです。Dropbox、Google Driveなどのチェックは外しておいてください。
最後に「続ける」をクリックするとデータの移行がはじまります。後は終わるのを待つだけ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は新しいMacに旧Macの環境とデータをそのまま移行する方法をご紹介しました。
私のMacの場合は250GBほどの移行で2時間位かかりました。
ネットワーク経由でのデータ移行も一度やってみたのですが、私の環境では移行完了までの時間が8時間と表示されていたので外付けHDDを使ったこちらの方法で移行することをおすすめします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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